蜂蜜檸檬

全*凛
男子学生同盟様の掲示板に投稿したイラストです。
黒髪の子はくろたきさん’sキャラの凛君です。

SSは追記からどうぞ。
 前半戦の終わりを告げるホイッスルが甲高くなり、ハーフタイムに入る。
全もユニフォームで汗を拭いながらベンチへと向かう。
(だいぶ汗かいたしアンダーシャツ着替えるかなぁ~)
今の所2点リードしていて心に余裕があるせいか、そんあ事を考えていた。
「ほら、サキ」
 今日は試合に出られないタツルが全にタオルを投げてよこした。
「何だ、お前今日はやたらとサービスがっっ」
 その時初めて、タツルの隣に誰が座っているのか全は気付いた。
「凛ちゃん?!」
 驚きのあまり、全の声がいつもより少し上ずっていた。
そこには、部員とは違い学園の夏服を着た凛がベンチに座っていた。
その横には千波也も一緒に居る。
「えーと………」
「えーとじゃなくて渡すんだろ?凛」
「そーだけど………
あのね、全コレあげる」
 凛は鞄からタッパーを出し、全に差し出した。
タッパーの中身は蜂蜜付け檸檬だった。
「へぇ~コレ凛が作ったの?」
「う………うん、作ったって言うか檸檬切って蜂蜜に浸しただけなんだけど。
おいしい?甘いの嫌いじゃないよね?」
 口に檸檬を放り込む全の様子を見つめながら凛は心配そうな表情を浮かべた。
「凛が作ってくれたからおいしいに決まってるよ。
俺甘いの好きだしね。
それにこれって結構効率がいいんだよね、何でか知ってる?」
 凛はフルフルと首を振った。
「檸檬に含まれるクエン酸には体内の疲労物質である乳酸を分解し、代謝をスムーズに する働きがあり疲労回復につながりってはちみつの糖分は、ブドウ糖と果糖が半々になって出来ているので、吸収されてからエネルギーに変わるまでが早いんだ。」
「えっそうなの?知らなかった。
千波也が差し入れはコレが良いって言うから作ったんだけど」
「じゃ、その言葉に従った凛ちゃんに花丸あげないとな♪」
 にっこり笑いながら全はそう言って凛の頬にキスをした。
「ぜ・ぜんっっっっ」
「はいはーい。
ハーフタイムそろそろしゅりょーしまぁーす。
選手の皆さんはそろそろ戻ってくださいね~」
 パンパンと手を叩きながらタツルは立ち上がった。
凛の膝に置かれているタッパーからもう一切れ口に入れると全も立ち上がった。
「凛、ありがとな。
俺、今日はハットトリック決めるから」
「うん、頑張ってね♪」
 凛はニコニコと手を振った。
その隣で千波也はタツルにハットトリックとは何かを聞いていたのは言うまでもなく、凛もその意味は知らない。
 2人ともサッカーにはあまり詳しくなかったのだった。

千:「ところでなんでスガは試合に出てないんだ?」
タ:「あぁ俺?
累積で今回は出れないわけ。
もう暇で暇で、とりあえず今日は参謀と言うポジション」
タ:「俺、試合出るより作戦考える方が好きだから。
後相手チームの分析、解析とか」
千:「そうなんだ、なんか以外。
何も考えてなさそうなのに」
タ:「別に俺何も考えてないよ。
俺、自分が楽しめればそれでいいしね」
 そんな2人の会話には一切入らずに凛は試合に集中していた。
試合に集中と言うより、じっと全を見ていたのだった。


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くろたき律さんから篠田凛君と瀬名千波也君をお借りしました。

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